今回紹介するのは、量産車とは全く似ていない試作車のプラレール(S-11)WIN350です。
本当は別の記事を上げる予定でしたが、博多総合車両所にて保管されていたWIN350の解体が始まったということで急遽こちらの紹介となります。
まずは旧版から紹介します。
パッケージです。
比較的オーソドックスな7代目箱仕様となっています。
パッケージ裏です。
車両の説明、電池の入れ方等が載っています。
車両本体です。
箱のクリア部分に該当する箇所が焼けてしまっているのが残念なところ…
スイッチ色が白色ですが本来は水色•ツースピード仕様となっています。某フリマで箱付き300円とかのジャンクなので仕方ないですが
逆側です。
こちらは焼けていません。
印刷の窓配置は先頭車、後尾車共に同じです。
続いてはリニューアル版(S番版)です。
プラレール S-11 WIN350(リニューアル版)です。
リニューアルに伴いS番が付与されました。
旧版に比べると色味がリアルになっています。
箱はありませんので箱の紹介はしません。
逆側です。
旧版もそうですが、顔の違い、パンタカバーの違い等が再現されています。
旧版、リニューアル版との比較です。
色味等がより実写に近い色に変更されています。
旧版、リニューアル版の先頭車の比較です。
旧版ではグレー整形だった床下をボディ下半分と同じ白色に変更、さらにリニューアル時に乗務員扉前側にJRWESTのロゴシールを追加する等の変更点があります。
中間車の比較です。
整形色以外の差はありません。
実車と同じく、「series 500-900」の文字が再現されています。
ちなみに、WIN350は床下、及び中間車の車体はリニアモーターカー(JEX 007)から流用(中間車はドア部モールドのみ撤去)されています。
並べて比較するとかなり分かりやすいと思います。
「500系900番台」を名乗っているものの、量産車とは似ても似つかないなといつも思います…😓
記事冒頭でも書いたように、博多総合車両所のWIN350の解体が始まり、丸々残った0系1000番台は先日の解体で国内から居なくなり(まぁ台湾の個体も個体で検測車改造済みなのでまともなのは消滅しましたが)、100系ももうまもなく…という状況なので、日常の記録が如何に大事かということを改めて思い知らされる事となりました。
せめて米原の個体は末長く保存される事を祈ります。