今回紹介するプラレールは、骨董プラレールの中でもかなり有名であろうロータリーじょせつしゃです。
写っているのは2両だけですが、
ロータリーじょせつしゃには3種類程ありませして、古い順に
①ロータリーじょせつしゃ(1973年版)
②復刻版ロータリー除雪車
③20世紀おもちゃ博物館展 開催記念限定品
ロータリーじょせつしゃ
の計3種類あります。
まずは①です。
ロータリーじょせつしゃ(1973年版)
という事でまず初めに紹介するのはロータリーじょせつしゃ(1973年版)です。
この車両は1973年に「C12•ロータリーじょせつしゃセット」にて販売され、1年程で絶版となりました。
ロータリーじょせつしゃ本体には動力は搭載されておらず、C12に押される事によって全面のロータリーを回しながら走行します。
一説によると単品版があるとかいう噂もありますが今のところ見つかっていないようです。
分解した様子です。
割とシンプルなパーツで構成されているのが分かります。
ロータリーの動力伝達用ギア部です。
とてもシンプルな構造となっています。
取れやすいので國鉄広島式応急処置しています。
世界初公開(?)のカバー裏です。
続いては②です。
復刻版ロータリーじょせつしゃ
続いて紹介するのは復刻版ロータリーじょせつしゃです。
こちらは1999年10月14日のプラレールの日に販売された車両で、1973年版と違ってロータリー本体にすぐ断線する欠陥動力が内蔵され、C12は無動力となっています。
1973年版との比較です。
各部のモールドが鮮明になり、ロング化された事によってよりリアルになっています。
1973年版(左)と比べるとロータリー部•クリアパーツ部の造形もかなり良くなったのが分かります。
付属のC12(無動力)です。
こう見ると最低限の仕様変更だけで無動力化しているのが見て取れます。
③
20世紀おもちゃ博物館展 開催記念限定品
ロータリーじょせつしゃ
最後に紹介するのは
20世紀おもちゃ博物館展 開催記念限定品 ロータリーじょせつしゃです。
こちらは1999年から2000年にかけて開催された20世紀おもちゃ博物館展にて販売された車両で、復刻版ロータリーじょせつしゃがベースとなっていますがロータリー本体は茶色、C12は青色の色違いになっています。
という事でいかがだったでしょうか?
当方の所持する個体は色々と残念な個体なのでいつかはもう少し綺麗な個体を手に入れたいなぁとは思います😓
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